2008年8月アーカイブ

水族館に行くとたいていクラゲが展示されています。クラゲにも様々あり、綺麗なクラゲはなかなか見ていて楽しいものです。
この度、クラゲには癒し効果があるのではないか、と真剣に研究された方がいるようです。

日本大学生物資源科学部の実験によると、複雑な計算をしてイライラした状態の人にクラゲの映像を見せると、ストレスの度合いを示す唾液(だえき)クロモグラニンAが癒されたと答えた28人中15人で減少、脈波測定装置では癒されたと答えた7人中5人で安定効果が表れた。

参考

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/animal_issues/
http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~ken-jimuka/H19/H19gakuzyutsukouen/3.hiromi.pdf

 

クラゲが最近化粧品や食用としても研究されているとは聞いたことがありましたが、意外な使い道もあるようです。
しかし癒してくれるとはいえ毒をもつことも事実。目の前にクラゲがいたら癒される前に逃げてくださいね。

心理教育①

| | コメント(0)

前回,ソーシャルワーカーの仕事について少しご紹介したときに「心理教育」や「SST」を実践しているソーシャルワーカーが増えていると書きました。今回は,その「心理教育」についてご紹介します。

 

心理教育の定義ですが,

 

精神障害やエイズなど受容しにくい問題を持つ人たちに,正しい知識や情報を心理面への十分な配慮をしながら伝え,病気や障害の結果もたらされる諸問題・諸困難に対する対処方法を修得してもらうことによって,主体的な療養生活を営めるよう援助する技法。

 

参考文献

『心理教育を中心とした 心理社会的援助プログラムガイドライン』(平成16年1月25日)

 

とあります。

心理教育は,心理療法とは違います。ファシリテーターや参加している患者さんからの情報を得て,患者さんが自らの力で生活問題を解決していくことを支え,生活する力を育めるよう支援するための援助技法です。

つまり,「情報提供」,「問題解決技能の修得」,それから心理教育は数名のグループで行いますので「支えあい・分かちあい」を基本とする関わり技法ということです。

今回は,心理教育についての説明に留めましたが,次回はどのような方法で心理教育を実践しているかを紹介していきたいと思います。

 

 心理教育リンク集

 心理教育・家族教室ネットワーク

 http://www.jnpf.net/index.html

 

 つっち~のお部屋

 http://tuchi-t.cocolog-nifty.com/blog/

 自分の子供の顔をみるとついつい”にまぁ~”としてしまうものですが、なぜ大半の親は自分の子供の顔に限って”にまぁ~”っとしてしまうんでしょう。この度、アメリカのベイラー医科大の研究チームが科学的に解明しました。

初めて赤ちゃんを産んだ母親が7ヶ月程度のわが子の顔を見たときと他人の子供の顔を見たとき、脳の反応がどのように違うのかをfMRIという器具を用いて検査しました。その結果、報酬系にかかわる脳の部分などが、自分の赤ちゃんを見たときにより活動していることが分かりました。さらに子供の顔が笑顔であればあるほどより活発に脳が働いていることが分かりました。

参考
7月13日17時42分 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080713-00000045-jij-soci
Strathearn L et al. " What's in a smile? Maternal brain responses to infant facial cues. "Pediatrics. 2008;122(1):40-51.

 簡単に言うと、自分の赤ちゃんの笑顔をみると、いい意味で満たされた気持ちになれるということのようです。
”いやいや、そんな脳神経がどうのこうの言わなくてもうちの子は他の子よりかわいいし”といっている方は、きっととても脳が活動してるんでしょうね。

 授業などの際、ただぼ~っと見ているだけ、聞いているだけではなかなか頭に入ってきません。
注意深く聞いている時とそうでない時では、いったい何が違うのでしょうか?  

理化学研究所のグループが、刺激に対する第1次視覚野(V1)・第1次聴覚野(A1)の最初の神経応答が、注意を向けることによって増幅することを発見しました。この発見は、人が同じものを見たり聞いたりしているときでも、注意を向けるか向けないかによって脳の反応が大きく異なることを時空間的にとらえたものです。 
神経活動を変調させるなど、注意喚起がもたらす神経機構について明らかにすることは、志向性という観点から意識や認知といったヒトの高次脳機能メカニズムを解明することに通じており、高次機能障害などをもつ患者に対する治療法の開発につながることが期待できます。
参考文献
Vahe Poghosyan et al. "Attention Modulates Earliest Responses in the Primary Auditory and Visual Cortices." Neuron,58, 802-813, 2008.
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080612/detail.html


「耳をかっぽじる」だけでなく「耳をかっぽじって”よく聞こうとする”」まですると、頭にすっきりと入ってくるようです。

このアーカイブについて

このページには、2008年8月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2008年7月です。

次のアーカイブは2008年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01